みなさんこんばんはとてもバタバタしていましたのでブログの更新が滞っていました
その理由はこれです!
文保寺御開帳
のお手伝いをしてきました!!
この御開帳というのは篠山市味間にある天台宗のお寺、文保寺さんが源平の合戦で焼失した後再興されてから700年を記念した法要とご本尊の扉を開けて33年ぶりに一般公開されるというイベントになります。こちらのご本尊様は二体おられまして千手観音様と聖観音様です
今回は再興700年と合わせたので少し早く御開帳されたのですがそれでもめったに見れることはない仏様ですし、とても大きなイベントですのでそれのお手伝いができるということで楽しみにしていました。
「なんで葬儀屋さんがそんなことの手伝いをするんや?」という疑問もあるでしょうけど、こういった法要には篠山中から天台宗のお寺様たちが集まってきます私たちならそのお寺様たち皆さんと面識がありますし、顔と名前も一致しています。またお寺の本堂でお葬式をすることも昔はよくありましたのでさまざまな準備をするにも慣れているという利点もありますので、こういったお手伝いを依頼していただけたのだと思います。葬儀社はテントやいすなどイベントに使える道具も豊富に持っていますからね。それでも
篠山にあるたくさんの葬儀社の中から当社を選んでいただけたのはとても光栄なことなのは間違いありません。
もともと篠山のお寺のご住職が亡くなられたときはお葬儀を当社がお手伝いすることが多かったのですが、数年前から曹洞宗や浄土宗のお寺様の晋山式(住職が交代されるときに行われる儀式)や落慶法要(お寺の修理などをしたときに行われる)などおめでたいイベントにも呼んでいただきお手伝いする機会が増えてきていました。やはり臨機応変に対応する能力があり、お寺様に応対することに慣れている私たちがいると少しはお役にたてるようでとても喜んではいただいていました。
そして今回の御開帳では本堂にはる幕の準備や飾るお花、色んな道具を準備したり、お寺の総代さんのお手伝いをしたり、何か動く必要があるときにはお寺様の指示に従って動いたりとさまざまなことをさせてもらったんですがいつもと違うこともありとても緊張したのは確かだったのですがとても楽しかったです。
初日の扉を開ける法要のあとはご本尊様をライトアップしたんですがどうやってやろうかと考えつつ、でもご本尊がどのような状態なのかも秘仏なんで前日に確認することもできるわけありませんからとりあえずどんな場合でも行けるように考えたり。準備しながらご住職たちと「もっとこうしようか?」なんて考えたりしながら作っていくのもとても楽しい作業でしたね。
二日目の大法要はとてもたくさんのお寺様が来られますし(とはいえ曹洞宗の晋山式では60人のお寺様に対応したこともありますのでそれよりは少なかったのでその点は少し余裕もありましたけど(笑))お稚児さんが100人近く親御さんやおじいちゃんおばあちゃんを合わせたら300人ぐらいの人が来ていたのは壮観でした。
でもお稚児さんはみんなとてもかわいかったです。
こうやって皆さんがお寺に集まる光景はとても良いものでした。
<たくさんのお坊様、これだけそろうと壮観です>
<本堂内は撮影禁止でしたがご住職の許可を得て掲載しています>
<お稚児さんの写真は許可をいただいているわけではないので遠めのものにしています>
この日がメインですので私も気合入れてお手伝いしました!とにかく成功させないと意味がありませんからね。
そして11/5には太神楽と落語のイベントがありました。これについては次のブログで書きたいと思っています。ただなかなか面白く盛況だったのは確かです。
またこの時期は紅葉もとても素晴らしくもともと観光客も多いのですが、何も知らずに紅葉を見に来た人も33年に一度しか見られないご本尊が見れると知るととても喜んでおられましたね。確かにラッキーだったと思います。さらにこのお寺には県の文化財に最近指定された仁王様もありますのでそれを見に来る方も結構おられます。本当にたくさんの方が来られていました。
そして最後の閉扉法要ですべてが終わったわけですがご住職様たちやお寺の総代さんたちは何年もかけて準備から本当に大変な思いでやってこられてやっと無事に終了するっていうことでほっとしておられましたけど、何となく寂しいような雰囲気もありましたね。
でも本当に良い御開帳法要だったと思いました。そしてそれにかかわれたことをとても光栄に思いますし、私もとても楽しませてもらいました。本当にありがとうございました。