みなさんこんばんは
今回は
高蔵寺御開帳
のお手伝いをしてきました!
最近お葬式とは別のことが多く続いてまして、文保寺に引き続き高蔵寺でも33年ぶりの秘仏公開のお手伝いをさせていただけることになりました。
こちらは公開期間が8日間と結構長くなるのと、紅葉の時期真っ最中ということで観光バスが連日訪れます。かなりの人数が来られることも予想されましたので本法要の日はこちらもスタッフ総動員でお手伝いさせていただきました。
まずは前日に本堂内の床の白幕や毛氈張、音響映像設備などとテント椅子の搬入を済ませて準備します。そこから御開扉法要、本法要、御閉扉法要と三日間の法要のあとは皆さんに見ていただく開帳期間になります。
こういう時は篠山中の天台宗のお坊さんが来られますので私たちのようにお顔を知っている者が手伝いにいるとやはり便利なようでした。
とはいえ文保寺のお手伝いをしたもののまだまだ私も慣れているわけではないので探り探り準備しましたが何とか問題なく御開帳ができるように準備することができました。法要はお稚児さんやお檀家様もたくさん来られ、とても盛大なうちに執り行われとても素晴らしいものになったと思います。でも、ここまで十年かけて準備されてきたご住職さんやお寺の方々、とりわけ総代さんの苦労は本当に大変だったと思います。皆さんのほっとした表情が印象的でした。
(本堂内の撮影は禁止でしたがすべて許可を得て掲載しています)
これらの法要が無事終わりほっとしたのもつかの間、ここからは大量の観光客さんとの戦いへと突入です(笑)
いやあ、毎日毎日何台も来るマイクロバスと観光客。これらの方を本堂へご案内してご本尊さんの説明やお寺の解説、そしてご朱印所への案内など総代さんも住職の息子さんもてんやわんやです。私も仕事の合間にお手伝いに行きましたがなかなか大変でしたね。
でも、御開帳期間と知らずに来られた観光客の方が「33年に一度なんてホンマにラッキーやったわ~」といわれてたり、熱心に解説を聞いてくれる方がたくさんおられたりして案内してるこちら側もとても楽しくお手伝いできました。とても遠くから来られてる方も多かったですし、いろんな方とお話しできるのはとても楽しい経験です。
私もお坊さんの手が回らないときなどご本尊様やお寺について皆さんに解説させていただきましたがなかなか貴重な体験でした(笑)
こういうイベントにかかわらせていただくと、やっぱり日本人はお寺が好きな人って結構多いんやなあと実感しました。それにお年寄りばかりというわけでなく若い人もたくさん来られてて結構なブームになってる感じでした。
実際最近はご朱印ブームなんてよく言われますしね。それにしても人多かったなあ…
後から聞いたところ延べ人数で7000人以上来てたみたいです!ちょうどこの時に篠山市の丹波篠山市名変更の住民投票並びに市長選が行われるときだったので予定していたメディアへの露出が少なくなってしまったのでこれがなければもっと増えていたんじゃないかとは思います。それでもこれだけの人が来てたんだからびっくりです。
今回の高蔵寺の御開帳でいったんイベントごとは落ち着きましたが再来年やその次にも御開帳を控えてるお寺がありまして、ありがたいことに今回の二つの御開帳をお手伝いさせていただいたおかげでそちらもお手伝いさせていただく予定になっております。
私たちは葬儀社ではありますがこういったイベントに意外と役立てることがわかりましたのでこれからはそちらの方でもいろいろやってみたいなと思っています。
近隣の寺院の皆様何かイベントがありましたらよかったらご相談くださいね